広島県にスマイルファンの設置に行ってきました。
実は、2月に施工予定でしたが、弊社の製品の部品の不足により、1ヶ月遅れてしまい、大変ご迷惑をおかけした経緯がございます。
HVLS大型シーリングファンのスマイルファンを、選択頂いたのは、大手物流会社の福山センターさんです。
これまでは、エアコンを使うことができず、スポットクーラーと、扇風機でなんとか乗り切って来られました。
しかし一昨年の夏の猛暑で体調を崩される方も多かったと聞いております。
こちらのセンターさんは、すでにアメリカ製のファン2機種も導入済みでしたが、昨年9月の物流展にてお声をいただき採用いただけました!
取り付け完了し、いざ試運転を実施しました。無段階速度変速で約40%程度の力で回転を始めると、直下は扇風機の中くらいの風が来ております。
そこから10m離れ、20m離れ、30mでも風を感じる、試しに隣のファンの真下40mの場所でもわずかな風を、いや確かに風を感じられ、驚嘆されておりました。
施工した、私達も正直驚いております。見通しが大変良い倉庫だったということ、周りの気流を創る環境が特別だったからだと思います。
フロアにたくさんの製品が流れる、ローラーがありそこで作業員の方は流れてきた製品を、カゴ台車に載せていきます。
そのピッキング作業でこれまで一切の風がなくて暑い思いをされておりました。
その方々の今後の作業がどれほど楽になるかと考えると、施工の苦労は飛んでいってしまいますね。
一方で、このようなローラーコンベアがたくさんある現場は、天井からたくさんの釣り物が多い場合もあります。
そうなると、なかなか施工ができなかったり、取り付け場所が限定されたりしますが、今回のエリアはそういった問題がなく、良かったと思います。
今年の夏も、猛暑の日があると思いますが、スマイルファン(HVLS大型シーリングファン)で、少しでも現場の環境改善につながることを祈っております。
スマイルファンとは…
倉庫・工場の熱中症対策のために開発された、大型シーリングファンのこと。
HVLSファン(High-Volume 「大風量」+Low-Speed「低速回転」)ともいう。
扇風機や送風機のような強風を起こすのではなく、大空間に大きな気流を起こす。
その気流は、ピッキング作業や、製造作業現場で定位置にとどまらない作業員にいつでも、どこにいても快適な、そよ風を届けることができる。
経営者、センター長のような方の悩み、人材確保と人材流出対策にも繋がる。
現場で活躍する社員、従業員の働き方改革、職場の環境改善にも期待される。
エアコンのような、大型設備投資、ランニングコストをかけずに、
CO2の削減、地球環境の負荷も低減させることができる次世代の大型空調システムである。
なお、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの具体策として導入も進んでいる。