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【第22回】スマイルファンと家電の売れ行き

大型シーリングファンは”大空間空調”,”環境負荷が少ない”

スマイルファンと家電の売れ行き_1
スマイルファンと家電の売れ行き_2

2019年3月1日の日系MJの記事によると、売れた家電のキーワードは、「高機能&時短」ということらしい。

中でもエアコンの販売台数は、920万台で2013年以降で初めて900万台を超えたようです。昨年の暑さは尋常じゃなかったという裏付けでもあります。
そのエアコンも高機能といえども、もう機能の発展は上り詰めた感はありますね。今はより広い空間を早く冷やす、温めるとか、省エネを突き詰められた製品が、売れているようです。高機能&時短なのでしょう。

広い空間を冷やしたいというのは、家庭の広さ程度なら現実的ですが、これが倉庫工場となると別の話になるようです。どうやってもどんなに設定温度を最低にして、風の強さを強くしても冷えるのはその周りだけという声を聞く機会が多いです。それに伴う電気代は莫大で頭を悩ませます。

スマイルファン(HVLS大型シーリングファン)は、風を送る送風ではなく、大空間に気流の流れを創る、気流発生装置というのが機械性能の本質です。私達が外で感じる風もその気流です。扇風機の風ではありません。

ただの風が本当に意味があるのか?聞かれることが多いです。扇風機を購入するのにその意味なんて考えませんが、スマイルファンのような大型シーリングファンは、初期コストがかかるため皆様とても気になるようです。

早稲田大学の松田先生の書かれる記事によると、風を受けることが体の芯を冷やすことに繋がるエビデンスを書かれています。風を受けて涼しいのは、汗をかいてその汗が蒸発することで奪う気化熱が関係しています。一方でそれに終わらず、風を体の前から受けることで体内温度の低下についても実証されています。

→https://yab.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/society_130805.html

電気代に関しては、ドライヤー1台分1500Wということで、月間1万円以下になるということであれば、特に問題はないと思います。

家電は、高機能と時短がキーワードですが、スマイルファンについては、「大空間空調」「環境負荷が少ない」といったところでしょうか?
今年の夏も暑さが厳しくなると思います。皆様の職場環境の改善、働き方改革、熱中症対策にお役に立てると幸いです。

 

スマイルファンとは…

倉庫・工場の熱中症対策のために開発された、大型シーリングファンのこと。
HVLSファン(High-Volume 「大風量」+Low-Speed「低速回転」)ともいう。

扇風機や送風機のような強風を起こすのではなく、大空間に大きな気流を起こす。
その気流は、ピッキング作業や、製造作業現場で定位置にとどまらない作業員にいつでも、どこにいても快適な、そよ風を届けることができる。

経営者、センター長のような方の悩み、人材確保と人材流出対策にも繋がる。
現場で活躍する社員、従業員の働き方改革、職場の環境改善にも期待される。

エアコンのような、大型設備投資、ランニングコストをかけずに、
CO2の削減、地球環境の負荷も低減させることができる次世代の大型空調システムである。

なお、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの具体策として導入も進んでいる。

→スマイルファンの特徴・導入効果はこちら


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