熱中症対策製品のメリット・デメリット
倉庫工場の熱中症対策にもいろいろありますね。
1.スポットクーラー
大きな倉庫、や工場で夏場はよく使われていますね。
メリット
- エアコンの設置の難しい場所でも設置が簡単にできる
- 冷たい風を受けることができる
デメリット
- 吸気、排気の設備ができないと部屋に熱がこもる
- ドレンタンクに水が貯まる(一定時間で水を捨てなくてはならない手間がある)
- 電気代、ランニングコストが高い
- 重量がある
- 部屋全体を涼しくするのは難しい(スポット空冷)
2.扇風機
メリット
- 簡単に設置ができる、移動もラクラク
- ランニングコストが安い
- 温度差による体調崩れが無い
- 汗を奪うときに、気化熱として体の表面温度を下げてくれる
デメリット
- 目の前しか風がこない
- 気温、湿度が高すぎると温風をかんじてしまう
- 効果は限定的
3.ミストシャワー
まさに、水のミストをまくことで細かい水滴が体温を下げる役割があります。ここ最近ではレジャー施設なんかでも使われるようになって身近になりました。
メリット
- 濡れるか濡れない程度のミストが体温を直接下げてくれる
- 熱交換器を使わないため、電気代も安い
- 好きな場所に設置ができる
デメリット
- 濡れることを前提に使わなくてはならない
- 機械や、工具、鉄製品、木製品、紙製品などがある場所では使えない。
- 水の供給が必要となるしなくてはならない
4.スマイルファン
HVLS大型シーリングファンで、次世代の熱中症対策
メリット
- 施工が1日で完了すること
- 電気代も1ヶ月で数千円程度 ドライヤー1台分
- 1基で40m先でも風を感じる(環境による)
- 1基で大勢の人が熱中症対策の恩恵を受ける
- 大空間のエアコンが効かない場所で活躍
- 湿度溜まりも解消する
- 15m天井でも、風が対流する
デメリット
- 出力を上げすぎると、作業に支障をきたすことがある
- 施工時に作業をストップする必要がある
いろいろな熱中症対策の製品が出ている中、HVLS大型シーリングファンの存在は、本当に新しく環境に良いものと理解できます。ぜひお問い合わせがありましたら、お気軽にどうぞ。
スマイルファンとは…
倉庫・工場の熱中症対策のために開発された、大型シーリングファンのこと。
HVLSファン(High-Volume 「大風量」+Low-Speed「低速回転」)ともいう。
扇風機や送風機のような強風を起こすのではなく、大空間に大きな気流を起こす。
その気流は、ピッキング作業や、製造作業現場で定位置にとどまらない作業員にいつでも、どこにいても快適な、そよ風を届けることができる。
経営者、センター長のような方の悩み、人材確保と人材流出対策にも繋がる。
現場で活躍する社員、従業員の働き方改革、職場の環境改善にも期待される。
エアコンのような、大型設備投資、ランニングコストをかけずに、
CO2の削減、地球環境の負荷も低減させることができる次世代の大型空調システムである。
なお、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの具体策として導入も進んでいる。