羽の枚数で何が違う?
とある大手の物流業者様の現場にスマイルファンの設置が完了しました。全国に複数あるデポの中で、今回は広島県でした。
HPよりお問い合わせをいただきその後、お打ち合わせを重ねて今回の設置に至っております。
現場は、5000坪程度の広さでしたが、これまでピッキング作業をされる社員(作業員・職員)の方々の体調管理に課題を持たれていました。
設置後は、夏が楽しみではありますが、やっぱりあの夏は来ないでほしいと嘆かれていました。
さて、このお客様と最初に出会った時に最初に言われたこと「スマイルファンは何枚羽ですか?」でした。
「?」なぜそんなことを聴くのか、尋ねると、「今年は4枚羽はつけない」という回答でした。
更に尋ねると、昨年は4枚羽の製品を多数取り付けたのですが、一部デポから以下のような意見が多かったそうです。
- 出力が弱いと、思ったより遠くまで風が届かない
- 遠くまで届かせようとすると、近くの作業に支障がでる
※出力を上げて、ファンの回転数を早くすると直下の風が強すぎて伝票などが飛ぶ - HVLS大型シーリングファンの逆回転を勧められたが、使う機会がない
※天井にたまる暖房の熱気を下げる効果はあるかもしれないが、正回転でも困らない
といった、理由で、声が沢山出ているそうです。
その中で、今回の選定基準は4枚羽でないものだそうです。
スマイルファンは6枚の大型のブレードが廻ります。他のメーカーさんには、8枚羽もあります。
こちらの羽も検討され、別のデポでは8枚羽を採用してみたそうです。
そのお客様が、スマイルファンのデモ機の風を感じて見ての感想は、出力30%程度でも遠くまで風が届いた。風も柔らかい感じがしたという、感想を話されております。
8枚羽のHVLS大型シーリングファンもとても、風の質が良いそうです。
そんな「何枚?」から始まった、商談でしたが、どの羽にするのか実際にデモ機で体感して決められるのが良いのかと思います。
大空間で天井の高い場所であれば、枚数にかかわらず良いのかもしれません。
それにしても私も初めて、HVLS大型シーリングファンの風を体験したとき、とても驚きました。こんなに涼しく快適なのか!と。
たくさんの方に、スマイルファンも体感いただければと思います。
スマイルファンのデモ機体感は、2019年5月現在千葉と岡山にございます。お気軽にお問い合わせくださいませ。
スマイルファンとは…
倉庫・工場の熱中症対策のために開発された、大型シーリングファンのこと。
HVLSファン(High-Volume 「大風量」+Low-Speed「低速回転」)ともいう。
扇風機や送風機のような強風を起こすのではなく、大空間に大きな気流を起こす。
その気流は、ピッキング作業や、製造作業現場で定位置にとどまらない作業員にいつでも、どこにいても快適な、そよ風を届けることができる。
経営者、センター長のような方の悩み、人材確保と人材流出対策にも繋がる。
現場で活躍する社員、従業員の働き方改革、職場の環境改善にも期待される。
エアコンのような、大型設備投資、ランニングコストをかけずに、
CO2の削減、地球環境の負荷も低減させることができる次世代の大型空調システムである。
なお、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの具体策として導入も進んでいる。