ファンは真夏の倉庫でも効果がある!
スマイルファン(HVLS大型シーリングファン)の海外展開に向け、カンボジアに行ってまいりました。
東南アジアはタイ、ベトナム、フィリピン、カンボジアの共通点、「暑い」、「急速な発展」、「物価の向上」でしょうか。
どこに行っても、大型ショッピングセンターが集まる場所に、人が集まり、会社も集まります。国名だけ聞くと田舎の雰囲気を思い浮かべるかもしれませんが、本当にどこもすごいスピードで発展しています。
スマホは当たり前、アプリでタクシーを拾い、買い物もネットショッピングが進みます。高層ビルもたくさんです。
ホテルも、すごい格安で豪華な部屋で過ごせます。空調もバッチリで、お湯がでないなんてことはありません(だめなところももちろんありますよ。)。
そんなカンボジアの1年の平均最高気温は34℃。毎日が真夏です。
雨季乾季もありますので、涼しいときは27℃といった感じでしょう。ただし、プノンペンの市街はアスファルトで暑さは更に増します。
屋外37℃の昼間、倉庫や工場の屋根は薄い鉄板で、部屋内部の屋根付近の温度は40℃を超えます。地面付近でも33℃ありました。
ここは、プノンペンの郊外から15分くらいのスタートアップ施設です。ここにはスマイルファンではありませんが、メーカー系列の同じ大型シーリングファンがたくさん設置されています。
もともとは、古い倉庫を改装してできた建物で、若者たち起業家の卵が日々勉強しております。モダンな感じでタイミングが合えば、たくさんのプレゼンイベントを通して、エンジェルを探します。
ここに設置されているファンは、5枚羽、出力は、スマイルファンの約半分程度の廉価ファンです。でもやっぱり涼しいです。あんなに暑かった屋外で、庫内も暑いのですが、風を受けると体がスーッとします。
よく「暑い中でも本当にスマイルファンは効くの?」と質問を受けますが、これなら自身を持ってはいと言えます。
今日は、この施設でスタッフとして働く女性職員さんと、私のカンボジアパートナーのリーさんにインタビュー。
女性:
「ファンがあることで、どこにいても広い範囲で風を感じます。天井もとても暑い場所なので、ファンがなかったらちょっと仕事になりませんね」
リーさん:
「プノンペンはとても暑い。工場にクーラーなどの空調もあまりありません。電気が不安定だし、作業場にはあまり設備投資しないです。HVLSシーリングファンは風が涼しくて、作業に必要だと思います。いつか作る自分の精米所にぜひ取り付けたいです」
上記のような、ファンに対する感想をいただきました。
暑さになれた人たちが、初めて体感したファン、実際に現場で使っている感想。ファンが真夏の倉庫でも効果がある、何よりの証拠です。
一歩づつ、世界にも広げていきます。
スマイルファンとは…
倉庫・工場の熱中症対策のために開発された、大型シーリングファンのこと。
HVLSファン(High-Volume 「大風量」+Low-Speed「低速回転」)ともいう。
扇風機や送風機のような強風を起こすのではなく、大空間に大きな気流を起こす。
その気流は、ピッキング作業や、製造作業現場で定位置にとどまらない作業員にいつでも、どこにいても快適な、そよ風を届けることができる。
経営者、センター長のような方の悩み、人材確保と人材流出対策にも繋がる。
現場で活躍する社員、従業員の働き方改革、職場の環境改善にも期待される。
エアコンのような、大型設備投資、ランニングコストをかけずに、
CO2の削減、地球環境の負荷も低減させることができる次世代の大型空調システムである。
なお、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの具体策として導入も進んでいる。